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昔は鳴っていたスピード超過音

7ec364c7eca34f5f087439234df6966d_sこんにちは、福岡店の長期レンタカー 賃貸自動車 福岡店でございます。

若い方は 馴染みがないかもしれませんが 昭和から平成の始めくらいまでは車の速度が普通車で100km/時 軽自動車で80km/時を超えて走行していると、

スピードメーターが【キンコンキンコン】となっていたものです。

今は聞かなくなって久しいですが、皆様何時頃から聞かなくなったかお分かりになられますか?

この音を出す根拠の法律は、保安基準第46条第2項「速度警報装置の装備要件及び性能要件」が根拠になっており、車検においても、速度メーターの誤差や振れ具合のチェックとともに、速度超過時に音が鳴ることを確認していたそうです。

この法律は日本独自のもので、アメリカ自動車業界が日本に参入してくる際 日米自動車協議の場でアメリカ政府から日本に対して撤廃が求められたそうです。

そうして、1986(昭和61)年3月に、この第46条第2項は項目そのものが削除されました。

ですので、1986年より前に製造した車は【キンコンキンコン】と音が鳴ります。

旧車を買ったときに高速道路などで急に【キンコンキンコン】と音が鳴ってビックリと言う事にならないようにしなければいけませんね。