車に貼られているシール

こんにちは マンスリーレンタカー 賃貸自動車 岡山店でございます。

普段何気なく目にされております車の様々なシールですが、剝がすことによって罰則の対象となってしまう物があるのをご存じでしょうか。

剥がすことによって罰則の対象となってしまうのは、車検ステッカーと呼ばれますシールになります。正式には「検査標章」と呼ばれているものになり、車検の満了年月が記載されたものになります。

道路運送車両法の第66条に検査標章を貼ることが規定されております。条文には「自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない」としてあります。

さらには、同法109条にて66条に違反した運転者には、50万円以下の罰金が課されると定められております。

違反点数の加算に関しては等は規定されておりません。

車庫証明ステッカーと呼ばれる当該保管場所標章は、リアガラスに表示しておく義務がございます。自動車の保管場所の確保等に関する法律施行規則の第7条に明記されております。「リアガラスの見やすい場所に車庫証明ステッカーを貼っておく必要があり、車体構造やその他の理由がある場合は側面部に貼り付けておかなければならない」と定められております。

車庫証明ステッカー表示は、検査標章のように剥がしてしまった事による罰則は規定されておりませんが、剥がすメリットないと考えられるので、貼ったままにしておいた方が良いかと思われます。

低排出ガスシールや燃費基準達成車シールが現在は貼られていることがございますが、基本的には剥がしてしまっても問題はございません。また、剥がした事によって減税の対象から外れたりすることもございません。